稀少な未使用デッドストック?
問題無く動作しています。
時間もおおよそ合っているようです。
あくまでも目安です、使用状況や
温度差で変わってきます。
日常使用にはオーバーホールをお進め致します。
未調整ですが日差1分以内で稼働中
本体サイズ約43(リューズ含まず)
×51(ラグ含む)ミリ、ラグ間22ミリ
風防シール.裏蓋シールも残ってます。
キングダイバーをフラッグシップに
高騰する国産ダイバー系の雄達の中でも
入手困難さを極めるリコーワールドタイムです。
真ん中のボタンを押すと日がクイック修正が出来ます。
上のリューズを廻すとインナーベゼルを回転できます。
ワールドタイムのベゼルも回転できます。
全てをつぎ込んだようなドデカな
ハデハデしさがたまりません。
詳しくはご質問ください、特定取引法もお読み下さい。
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この「リコーワールドタイム」についての
詳細はよくわかりませんが、わかる範囲で説明しますと、
登場したのが1969年(昭和44年)または1970年
頃からの製品展開だと思われます。ここで紹介している製品は
おそらく1972年以降に生産され、1975年
頃の後期型の製品だろうと推測します。あまりにも強烈な
意匠のこの「リコーワールドタイム」。いかにも当時の年代らしい
カラーデザインに、大き目のケースが純粋に恰好いい
容姿だと思ってしまいます。さて、リコー製品の腕時計に
関しては資料等が乏しい為、生産販売時期の
断定が難しいのが実情です。
それからベゼル表記についてですが、
各国産メーカーのワールドタイムウォッチの
世界都市の表記と、このリコーの都市表記が
やや違うように感じます。細かいのか多く表記
されているのかはわかりませんが、
この製品のひとつの特徴でもあります。
もしかしたら、国内向けではなく海外向けに
生産した製品の可能性もあります。
リコーは南米等にも輸出していたそうですが、
気になるのは特にベゼルのイエローカラーで
表記された都市の理由がわかりません。
色の付いた都市はイランのテヘラン、インドのムンバイ、
スリランカのコロンボ、ミャンマー(当時はビルマ)
のヤンゴン、シンガポールといった都市です。
モデルによってはオーストラリアのダーウィンも
色付けされたベゼルも存在しています。
実はこの配色された都市に向けた輸出用製品
だったのかなとも私は推測します。
これも謎ですがそれなりに理由があると思います。
アジア圏の都市が結構細かく表記されている
ところも気になるポイントです。
とりあえず国産機械式ワールドタイムとしては
一番多い都市表記となっています。