ユリスナルダン マリンクロノメーター船舶時計です。
ネジを巻くと3日くらい元気に動いてます。
時計裏側の穴をズラして差し込み巻いて下さい。
時間合わせはガラスを回して外し針の真ん中に
差し込み合わせます（画像参考にして下さい）
全体的に綺麗ですが（写真参考にして下さい）
上の木箱の蓋が欠品してて1時辺りのガラスが
ヒビが入ってます、詳しい事は分かりません？？
マリン・クロノメーターとは船舶用時計です。
かつては船舶が現在位置を正確に知るため
必要不可欠な計器のひとつでした。
現在、記念艦三笠にはユリス・ナルダン社製の
マリン・クロノメーターが保管されています。
ユリス・ナルダン社とは1846年に創業された
スイスの名門老舗時計メーカーです。
40ヶ国以上の海軍に公式時計として採用されていました。
三笠が建造された明治の頃、天賞堂はスイスに
駐在員を置き精力的にスイス製時計の輸入販売を行っていました。
ユリス・ナルダン社製の腕時計も天賞堂の手によって
はじめて日本に紹介され好評を博していました。
こういった背景から、三笠に搭載されているマリン・クロノメーター
も天賞堂とのなんらかのつながりがあったと推測されます。
調査したところ三笠に保管されているマリン・クロノメーターは
1918 年にユリス・ナルダン社が製造した物であることが
同社の台帳から判明しました。昨年、天賞堂は創業130年事業の
一環として、ユリス・ナルダン社協力の下、
このマリン・クロノメーターの修復を手掛けています。
スイスに送られたものの修理は困難を極めました。
退職したベテラン技師までもが加わっての作業となり
約5ヶ月を要しました。
しかしマリン・クロノメーターは元のように息を吹き返し、
平成21年（2009年）5月、日本海海戦104周年記念式典で
無事返還することができました。三笠と天賞堂、
100年の時を越えたつながりを形として遺していきたい…
そんな想いがこの模型には込められています。
