2016.12.電池済み、クロノ機械問題なく作動
本体サイズ約40(リューズ含む)×42(ラグ含む)ラグ20ミリ
古い時計ですのでガラスにキズありますが、
視認性を阻害するようなダメージはなく、
まずまずの状態を保っていると思います。
程度はありますが、目立ったキズなどはありません。
全体的に状態は良好(個人差は御座いますが)
詳しくはご質問下さい、特定取引法もお読み下さい。
33700044yama-161204kawa
使用方法
竜頭を2段引いて時間合わせ
秒針と3時の針がズレたら
1打引いて0位置修正10時のボタンで3時の小針を修正
4時のボタンで秒針を修正
セイコーの初代「スピードマスター」です。1983年に世界初の“多機能アナログクオーツウオッチ”として発売されました。つまりクオーツクロノグラフ(非デジタル)のことです。セイコーの機械式クロノグラフは「スピードタイマー」がモデル銘でしたがクオーツになって「スピードマスター」とモデル銘を変えました。セイコーの「スピードマスター」はその後もモデルチェンジを繰り返し(例1・2)現在も現行モデルをリリースしています。ただしここで紹介するCal.7A28の機械を積んだ「スピードマスター」は83年からほんの数年間リリースされ型落ちとなってしまいました。
黒文字盤の外周にはタキメーターを配置。つや消しチタンカラーのケースとベルトが黒文字盤の精悍さを際立たせます。クロノグラフ機能としては右上の5/100秒系がクルクルと回り、センターのクロノグラフ針が秒を積算していきます(5/100秒計の数字表記は10刻みですが目盛りは20あります)。さらに左上の分積算計が最大30分まで積算。下にあるのは通常の秒針です。スプリット計測も可能。また電池寿命が近付くと秒針が2秒間隔で動き予告してくれる機能も搭載。
左下の竜頭は2段式になっています。2段引出して時間を調整。特筆すべきは1段引出して行うカウンター機能。5/100秒計、CG(秒)計、CG分積算計を各ボタンを使いひとメモリずつ動かすことが可能となります。それぞれの最大カウント数は5/100秒計=20、CG(秒)計=60、CG分積算計=30。
搭載されているCal.7A28は同時期のジウジアローモデルなどにも搭載され、7A系のクロノグラフにはムーンフェイズモデルもあたようです。遂にはCal.7A28を搭載した軍用時計が1984年にイギリス空軍ロイヤルフォースに採用されました。